女性泌尿器科専門外来

週に1度、女性泌尿器科専門外来を実施しています

高山泌尿器科五条クリニックでは、「どこに受診していいかわからない」「恥ずかしいから我慢しよう」などと悩みを抱えている女性の方でも安心してご来院いただけるよう、毎週月曜日の午後に、女性医師と女性スタッフのみによる診察を行っております。
おしっこの悩みというのは、男女関わらず非常にデリケートな問題です。特に女性は、尿道が3~4cmと短く、男性と比べて尿漏れしやすい傾向があります。他にもさまざまな女性特有のお悩みがありますが、これらの問題を「恥ずかしい」、「年齢のせい」と諦め、放っておくと重症化する場合もあります。しかし、早めの受診・治療をすることで症状が改善できる可能性もあります。まずは一度、お気軽にご相談ください。

このような症状でお悩みではありませんか?

□突然の強い尿意で間に合わず漏れる
□咳やくしゃみなどお腹に力が入ると漏れる
□おしっこする時に痛む
□出産してから尿もれが気になる
□トイレが近くなった
□デリケートな部分に何か挟まっているような違和感がある

女性泌尿器科の主な疾患

・腹圧性尿失禁(尿漏れ)
・頻尿
・過活動膀胱
・膀胱炎
・骨盤臓器脱

主な治療法について

主に、投薬・骨盤底筋体操・手術などによる治療を行います。症状の重症度や、副作用などを確認しながら適切な治療法を選択します。

高山病院では、手術室と入院設備を完備しており、クリニックで検査や手術が必要と診断された場合でも、高山病院の泌尿器科専門医(女性医師含む)による手術を受けることができます。安心して、きめ細やかな治療を最後まで受けていただけます。
磁気治療法(過活動膀胱)
尿失禁を伴う過活動膀胱は、投薬での治療が可能です。しかし、お薬が効きにくい、副作用がある、またはお薬を飲めないなど、十分な薬物治療が行えない場合に、磁気治療法を適用します。お薬のような副作用もなく、着衣のまま座った状態での実施が可能なため、体への負担も少なくなります。対象は成人女性のみで、週2回×6週間を一区切りとして、最大12回通院治療を行います。なお、高山病院での治療となり、費用は保険適用です。
磁気治療法(過活動膀胱)
尿失禁(腹圧性尿失禁)
上記の磁気治療法の他に、骨盤底筋体操や投薬、手術による治療を行います。腹圧性尿失禁に対する手術療法は、ポリプロピレンメッシュテープで尿道を支える「TVT手術」や「TOT手術」が主流ですが、当院では、”異物を体内に残さない”という方法にこだわり、メッシュテープの代わりに、患者の皆様ご自身の腹直筋筋膜をテープ状に切り取ったものを用いて、尿道を支える手術を行います。
縫合などに使用する糸も、すべて体内で吸収されるものを使用いたしますので、異物の残留による合併症はありません。筋膜は、筋肉を覆っている膜で、切り取った場合も筋肉そのものは傷つきませんので、手術後の筋力低下などの心配もありません。なお、この手術療法は、筋膜を切り取るため下腹部に3~5cmの傷ができること、10日間程度の入院期間を要することが短所として挙げられますが、「TVT手術」や「TOT手術」と比較しても遜色ない手術の効果が得られています。
骨盤臓器脱
骨盤臓器脱の症状は、「入浴時に陰部にピンポン玉のような軟らかいものを触れる」「夕方になると、膣に何か挟まった感じがする」などの軽いものから、「股の間に常にものが挟まった状態」「下着に血液が付く」など様々な症状が挙げられます。
当院では、骨盤臓器脱手術についても、”異物を体内に残さない”という方法に徹底してこだわっています。また、泌尿器科の枠を超え、子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤・腟脱・小腸瘤などすべての骨盤臓器脱に対応可能です。さらに、子宮脱については、マンチェスター手術という子宮を摘出しない手術を行っており、高齢の方、持病のある方、体力に自信のない方であっても、治療が可能です。